(僅かに眉尻を下げた顔に困惑を滲ませ。「何を…、というと、なんだ。好きな香りを言えばいいのか?」顎に手をやり、こちらからも質問をしながら首を傾げて。現状、あの日の晩に店主である彼本人から語られた内容よりも詳しい情報は得ておらず、目を伏せると小さくかぶりを振り。) お前が持つ特別な力を活かして営まれている店…ということ以外は知らなくてな。悪いが、勝手がわからん。