匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
通報 |
わたし好みの味付けでとても美味しかったですよ。それに優しい味だと思います。安心させてくれるような、そんな――。
(そう言う傍ら、味付けの話をしているのに何だか彼に対する印象を口にしているようにも思えてきてコホン、と一度咳払いを。居候生活を始めてから様々な引っ掛かりを覚える中でも、彼は優しい人なのだと思いたい自分がいることを実感して。そして気を取り直し、食事の話に返事をしようと口を開けば「じゃあ明後日にしましょうか。今からとても楽しみです。美味しくなるように頑張りますね」張り切った様子で声を弾ませ、胸の前で拳を作り。頭の中で明後日のメニューを考えながらトレーに硬貨を乗せ、レジ袋を受け取ればようやくそっと遠慮がちに顔を上げて。しかし彼が何となくやや疲れているように見えたのは気のせいだろうか。それは些細な変化だったかもしれないが、これまで顔を合わすことの多かった自分には気付くものがあって。「いつもお仕事を頑張ってる上月さんの、元気が出そうなメニューを考えてきますね」優しい微笑みを浮かべ、去り際に小さく手を振るとコンビニを後にして)
( / 了解しました。明記してなかったのですが『血に酔って吸血鬼モードがなかなか解除されない』という設定も大賛成です。吸血鬼と知った後の展開もいずれは一緒に考えていけたらと思います!主様も何かあればいつでもお声掛け下さい…!お返事は任意にて、特に無ければ大丈夫です!)
トピック検索 |