匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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そう、やっぱり……。じゃあ念の為、この簪はあなたに預けておいてもいいかしら? 恋人のあなたの方が確実に彼女に返せるかと思って。
(やはり彼女の待ち人は彼だった。頬杖をつき、あくまで彼と雑談している風を装いながら頭の中でどう彼女を助け出し、妹とコンタクトを取るか考えを巡らせ。すると彼から切り出された話の内容に目線をグラスの中へ向け「なるほど……それは妙案だわ」と少しの間考え込むようにグラスの中身を見続け「なら式を使ってあなたたちの後ろを追跡させようかしら。あたしは何度もこのバーに来てるからマスターに勘づかれてしまう可能性があってね……。あたし本人は隙を見て中に入ろうと思うの」と微笑して言うと頬杖をついていた腕をテーブルに置き、相手をじっと見て「……ところで戦闘は得意? もし得意なら彼女は貴方に任せるし、あれだったら合流するわ」と首を傾けて尋ね)
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