匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(彼の気遣いの言葉は疲弊していた心に心地良く染み、瞳が揺れるのをぎゅっと目を瞑ることで堪えて。環境に慣れることに必死で、今までそうして気を張っていた糸までも緩んでしまったようで。自宅へと歩き出した彼に「はい」と返事をし隣に並ぶと、薄暗い夜道に2人分の足音が響き。やや肌寒い夜気に包まれるとふるりと身震いをし、ふと何の気もなしに真横の真っ暗な細道を見れば吸い込まれるようにその奥を見つめてしまいそうになり、慌てて視線を外して。真夜中の不気味さを覚えつつ、そちらを見ないように再び彼へと目を向ければ「……この時間て本当に暗いんですね。わたし上月さんに会わなかったら気付かないうちに危なそうな道をふらふらとしていたかもしれません。本当に何とお礼を言ったらいいか……」魑魅魍魎が惹かれている状況であることは知らずとも、しかし何となく夜の不気味さへの感想と感謝の念を口にして)
( / こちらこそ提案を受け入れて下さりありがとうございます…!
また、前回のレスでは書けなかったのですが、『不眠症の人へ暗示をかけていた上月を目撃することで秋月さんが何かを思う』という主様の提案も紅葉さんが吸血鬼だという事実を知るための伏線になって面白そうだと思いました…!その後に、実はそのお客さんがカフェの常連さんで「最近不眠が解消して調子が良い。あのコンビニ店員さんのおかげかなー」という冗談半分の話を楓が聞いた、とするともう少し紅葉さんへの奇妙さに近づくかなと思うのですがいかがでしょうか…?)
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