匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(彼は無事だろうか、怪我はしていないだろうか。そう考えながら狭い物置部屋でじっとしているとパチパチと火花が爆ぜる音が聞こえてふと顔を上げて。続けて焼け焦げた匂いが鼻孔に届けば、静かに扉の隙間から廃屋の様子を窺い見る。正面玄関から見て左手、かろうじてまだ壁の役割を果たしていた木材に火が上がっているのを確認すると「え……っ!?」と驚きに目を見開き身体を引いて。廃屋の床には粉々になったガラス片や木屑が散乱し、室内は剥き出しになった木の柱があちこちに立ち、屋根は半壊して吹き抜けのような穴が空いており。元々廃屋は腐食が進み老朽化が激しい。すぐに火が燃え広がり崩れることが予想されたため慌てて物置部屋から出て。しかし既に床に引火し始め、白い煙が薄っすらと室内に蔓延しつつあり。炎に阻まれる前にと、血の足りなさにややふらつきながらも必死に出口に向かって行き)
( / こんばんは、いつも楽しませていただきありがとうございます、背後です!提案のお声掛けもありがとうございます。行真さんとの会話も面白そうですね…!ぜひ乗らせていただきたいです!)
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