匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(こうしている間にも散開させた蝙蝠の気配は消えているため焦りを感じて。もし断られたら彼女にはどこかに隠れてもらい様子を見て逃げるよう伝えようと考えて。無理やりにでも血を吸って記憶を消してしまうという選択肢も脳裏には浮かんだが、それはしたくないと思ってしまった自分に苦笑いして。相手が視線を落とし、やがてその視線を上げ自分を見つめた後に答えを聞けば自分のことを信じ助けようとしてくれているのだと感じて胸が温かくなり。「ありがとうございます。では少し失礼します」と言って相手の首筋に口を近づけ噛み付こうとして。吸血鬼の能力には噛み付いた相手を操ることなども出来るが、するつもりはなく。また得物を逃がさない手法の一つとして噛み付かれた相手に心地よく感じさせるというものもあるが、それも使う気はなく。ただ、痛みを感じないようにはしようとは考え、噛み付いた一瞬は違和感を感じるかもしれないが、その後は麻酔にでもかけられたかのように痛みはないようにして)
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