匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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そう、だから本当に嬉しい。それに今日は上月さんともゆっくりお話出来ますしね。
(慣れない土地で一人暮らしをすることは寂しかった分、指折りはしゃぐように笑みを浮かべて答えて。母についての感想には嬉しさと孤独を瞳に灯しながら頷いて「はい、明るくて優しい母でした。お料理も上手だったから、もっと教えてもらえば良かったなあ」と告げてから自分が全て過去形にしていることに気付いて、雰囲気が重くなることを危惧してか「えっと、上月さんのお家は何か特別メニューとかあったんですか?」と首を傾げて問い返し。お味噌汁のお椀を手に取って食べ進める傍ら、彼からの問い掛けにはふっとその手が止まり。秘密があるというのに聞いていいのだろうかという思いがあって、少し考えた後に「ありがとうございます。ご配慮いただいたおかげでむしろ助かってます。……聞きたいことはあります。でも知りたいって言ったら困らせてしまいそうで。わたし、上月さんに嫌われたくないんです」と顔を上げ彼を見つめて)
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