百鬼夜行絵巻（シナリオ選択制／物語性重視／中ロル～）

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うむ。スイカズラにオオバコ、ドクダミなどの春草を混ぜ合わせたものだ。茶葉はまだ余っておるゆえ、もし気に入ったのであれば後ほどお分けいたそう。

(目前の二人のやりとりを微笑ましく見つめ、藤吉の呟きに返答を。そうして雑談を挟む間にも己の呼びかけに応え奥からそろりと現れた霊獣の気配に振り返って迎えようか。先程から奥で様子を伺っていたことは察しており、大方の話は聞いていたのであろうとの予想通り。此方を見上げる桜蘭に視線を合わせ)

危険やもしれぬぞ？しかしお主がついてきてくれるのならば心強い。

(外見上年頃の娘という事もあり、ついつい相手の身を案じて念のため軽く危険を告げる。しかしながら村を襲った怪異の解決に乗り出した折、桜蘭の助力のおかげで出現した妖魔を退けられた経験もあって相手がついて行くと言うのであれば己にとっても有り難く、言葉の端に信頼を滲ませ)

おお、紹介が遅れましたな。
此方の娘は桜蘭と申す。こう見えて強い神力を備えた者でな、縁あって某に同行しておる。
此度の件ではきっとその力が役に立ちましょう。

(さらに続けて権太郎へ向くと、桜蘭が見えるように僅かばかり座する位置をずらし、ついと腕を曲げて掌で彼女を示しつつ紹介し。初めの頃、桜蘭の正体を知った村人達はひどく狼狽えていたが、神の御先であり自分達に危害を加える者ではないと分かれば今では親しみを持って接してくれている。藤吉から桜蘭についてそこそこの事を聞いているものと受け取れば、その正体が人に有らざる者というのは伏せつつも、信用できる者であることを述べ)


(/遅くなりまして、すみません！
桜蘭さんは敬語交じりでも芯の強い感じがして、とても可愛らしいので、そのままでお願いいたします。またご連絡についても了解いたしました。のんびりとお待ちしておりますので、此方はお気になさらずに！)