(耳に響く声で名前を呼ばれれば何をされる訳でも無いのに顔に熱が集まるのを感じ、視線をさ迷わせながらゆっくりと視線を下に下ろし。腕に触れる手に僅かに力を込め、何時もよりも小さな声で「…ずるい」とだけ呟いて)