○ 花札 2021-02-10 22:57:13 |
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榊原 凉
はい、勿論です。 ( 突然見知らぬ人物が来たと言うのに、よく丁寧な対応ができる物だ。自分が赤葦の立場であるのならば、落ち着くことができず絶対に警戒心まるだしになってしまうだろう。やっぱり落ち着きのある彼、私の推し。不安で不安で仕方ない気持ちが、相手のおかげで少しだが和らいだ気がする。待つのは良いのだが、何をしようか。携帯でも見ておこうと携帯があるかを確認すべくポケットへと視線を移す最中に椅子を持って来てくれている梟谷バレー部の生徒が。赤葦くんが気を使ってくれたのかと赤葦に視線を移せば、そこに座れと言っているような目線の移り変わりに気付き慌てて椅子を持って来てくれている子へと駆け寄って )
黒尾 鉄朗
鳴瀬さんか、宜しくお願いします。それと、失礼ですが御住まいは? ( 自己紹介をされ、自分のことも言った方が良いのかと悩むも自分の名前は知っているのだから良いかと詳しいことは後回し。彼女の名前をしっかりと聞き取り、受け取れば今疑問に思っていることを訊ね。家の場所が分かれば送っていけるのだがと悩ましそうに近くの服屋へと向かう道のりを彼女の数歩ほど前で優先して案内するように歩けば、振り返りつつ首をかしげる。勿論、住所を特定しようなんぞ忌々しい気持ちは一切ない。寧ろ心配してこその発言だ。胡散臭い笑みは外さず、人通りの少ない道を歩いていると何が食べたいか思い付いたのか声を挙げた彼女へは勿論だと言う意思を伝えるために頷いて ) ラーメンですね。パンケーキが食べたいとか言われると思ってたんで、安心しました。
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