台本人間 2021-01-26 00:54:39 |
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「 ヒョン、さっきの男追い払っておいたよ。 」
『 男、じゃなくて“お偉いさん”だろ?…いや、助かったよ。しつこくて困ってたんだ、いい子だ。 』
「 当然だよ、ヒョンを護るのが俺の役目だから。──ねえ、ヒョン。先月お小遣いくれたでしょ?俺ね、ずっと貯金してた分も合わせて江南に家を買ったんだ。 」
『 家?お前…そんな歳で、少し早いんじゃないか?そもそも、あれはお小遣いじゃなく給料だよ。お前はよくやってるし。 』
「 ふふ、ヒョンがくれたんだからお小遣いだって。それに、これから二人で住むんだから早いも遅いもないよ。 」
『 ……何だって? 』
「 ヒョンの部屋は高級感のある木目調にしておいたよ、そういうの好みでしょ?大丈夫、80億したから広さもそこそこある。この事務所より広いかな? 」
『 ちょ、ちょっと待て。二人で住むってお前…どういう事だ?俺とお前は雇用主と従業員っていうだけで、どうして一緒に住む話になるんだよ。 』
「 そう、俺はヒョンのただのボディーガード。けど、あァ…何も分かってないんだね。毎日毎日、俺がヒョンをどんな目で見てるか知らないんだ、クク…本当に可愛い。 」
『 お、おい…。 』
「 ヒョンは何も心配しなくで大丈夫。これまでも全部俺が身の回りの世話も護衛もしてきたんだから、これからもそれが変わる訳ないんだし。ぜーんぶ俺に委ねて、ね? 」
『 …確かに仕事のことを考えると一緒に住んだ方が効率は良いかもしれないが、だからって態々生活を共にするメリットが…──。 』
「 メリット?ふふ、そんなのあり過ぎて困るくらいだ。昼も夜も毎日一緒に居られるし、確実にオトせる自信があるから…ヒョンだって俺と毎日に居たがるようになる筈だよ。 」
『 落とすって、お前…まさか…。 』
「 やっと気付いた?けど安心してね、ヒョンが俺に惚れるまでキスやそれ以上のこともしないから。 」
『 待て、ちょっと、待て…その、俺は男だし、 』
「 俺はね、自信があるんだ。あんたは俺を、俺の人生を狂わせたんだよ。その鋭い目で、その声を鳴らす喉で、その唇で、その手で。だから俺もあんたを、あんたの人生を狂わせて俺の胸に堕とすんだ。俺にはその自信がある。 」
「 あァ…その顔、たまらないなァ。本当に綺麗だ、ヒョン。心から愛してるよ──。 」
(/ 長々とスペースを占領してしまい申し訳御座いません…!「 大企業の若手社長の側近ボディーガード 」×『 実力だけで登り詰めた大手企業の若手社長 』の韓国人男性二人のやり取りです。素敵なトピックを発見し吐き出してしまいましたが、『 』の若手社長でお相手してくださる方がもしいらっしゃれば、是非お声掛け頂けると嬉しいです…(小声)貴重なスペース感謝です。 )
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