胡蝶蘭 . ( 〆 )

　


（／お褒めいただき嬉しいです、ありがとうございます…！もちろんこちらから始めさせていただきます、初回なので長々と綴りますがどれくらいの長さで主様が回されるか分かりませんので…次回以降は合わせますね！）

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ッはぁ、今日も授業終わったー！寒いし、コンビニ寄って肉まんでも食べて帰ろっかな…おでんもアリだなぁ…（最後の講義が終わるなりキャンパスを飛び出し、外の寒さに小さく震えコートのポケットに手を突っ込み。近くに借りたアパートの一室へと足早に歩きながら独り言を呟き、帰りついでにコンビニへと足を向けた瞬間視界に映ったのは車道へ飛び出した子どもで、眼前に大型トラックが迫っており。自分でも驚くほどのスピードで咄嗟に飛び出し、子どもをなんとか対向車線へ突き飛ばしたものの既に自分が避ける時間は残されておらず、ギュッと目を瞑った直後に来るはずの痛みや衝撃は何故か感じず。しばらく時間が経ち恐る恐る目を開けて見るとそこは見慣れた帰路などではなく、しかしどこか見覚えのあるような街並みで、その場に座り込んだまま必死に記憶を辿って考え込んでいて）──ここ、どこ…？でも、私…知らない場所じゃない…。