一見さん 2021-01-22 19:19:42 |
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「ああ、クラックくん?いいのいいの…アイツ強いし、多分殺しても死なないからね。」ノーマンは開いた事務所の扉に目線を遣ると帰ってきた人物が自らの助手であることを理解し、笑いながらひらひらと左右に手を振る。「それに、僕は『処刑人』だからね。アイツとは根本的に業務内容が違うんだよ。」そうこう言っているうちに完成したチョコレートパフェを冷蔵庫に叩き込み、ノーマンは一息ついた後ネクタイを緩めてふらふらと覚束ない足取りでソファーに近付き、倒れるように沈み込む。疲れた様子で低い呻き声を漏らしながら「……今日は流石にヤバいかもね。死にそう。アイツが放置してた依頼全部こなしてきたから…。」手を伸ばし、先程ウォードがデスクの上に伏せたまま乗せた雑誌を掴むと自らの顔に乗せる。
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