名無しさん 2021-01-18 10:03:28 |
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>107 小雀さん
「……ぅえっ!」
【素っ頓狂な声、木刀に当たった瞬間響いた破砕音に目を丸くして。
沈んだ体勢から左足を右足に寄せる形で復帰し、まばたき。
思っていた以上に木刀が老朽化していたのだろう】
「……だ、大丈夫ですよ、その、組手に少し力を入れすぎたと言えばそんな大事には……。
な……ならないですよね先輩……?」
【壊そうとして壊した訳ではないとはいえ、備品を破壊してしまったという事実にはあからさまな動揺を見せ。
五十幡透香の真面目さと責任感は本物である、視線はどうしようかとキョロキョロと行き場なく――つまり、油断している!!】
>109 七海さん
「よし、お待たせ!」
【再び現れた透香は、剣道等で身に着ける防具、所謂「胴」を身に着けている。
七海の前へ出て軽く屈伸をしながら】
「君の気持ち的には、これ着けてた方が突きやすいでしょ、私のこと。
それから、槍はいきなり振り回すより「突く、引く」を繰り返すことから始めた方が良いと思うよ。
単純動作で重量を身体に馴染ませるんだ」
【腕を開いて胴を空け、両足を踏ん張り構えた】
「突いて引く……さぁ、やってみて」
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