おう、まあ俺の半分は優しさで出来てるからな (家からロクに出ずズボラで自堕落な生活をしているというのは確かにあの家の惨状を見ればわかるだろうなと苦笑を浮かべながらも、そんな自分に対しても相手は優しいなんて言葉を用いて好意的に思ってくれているのがわかれば調子の良いことを口走って「人が多いからはぐれないようにな」そんな他愛のない会話をしているうちに駅の近くまでやってきて人通りも多くなればそう忠告をして)