ビギナーさん 2021-01-14 19:18:28 |
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(ありがとうございます。よろしくお願いいたします!)
(小僧が寝付く頃合いを見計らって契闊を告げ、何やら訳ありで閉じこもっていた一角を抜け出したのは夜も更けての事。建物を出て、久々の自由な外界の空気に、肺腑を冷やして心地良さを感じていれば、ふと気になる気配に惹かれた。暫く以前から感じる気配であり、それがこの呪術師養成機関の一角より放たれていたことも知っていて。ふらつくその気配がひとつであることを察すれば、気まぐれにそちらへと足を向け。)……ふん、あの妙な気配はアレが放っていたか。(建物の廊下を歩いているのだろう少女の姿を目視すれば立ち止まり、ぽつりと呟いて。)
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