名無しさん 2021-01-12 19:16:08 |
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焦点を見失ったような目がゆっくりと男性の方へ視線を移し、……今度は確実に彼を見ている。菫ほどではないがボサボサの髪に、小さな切り傷が赤くなっている頬、黒い服、猫のように丸まった背。歳は、歳上だということくらいしか分からない。
なんだろう。何かが変だ。今までの親戚と比べて、男性の態度に小さな違和感を覚えた。それが何かは、まだ確信できないけれど。
「わかった……」
言及された持ち物の少なさについては何も返さず、言われた通りにシャワーを浴びるため、のそりと立ち上がる。立ち上がってすぐ棒切れのような足がもたついて転びそうになるがなんとか体勢を持ち直し。
「……どこ、お風呂」
(/お待たせした上、短い返事で申し訳ありません。期限日についても我儘をのんでいただきありがとうございます。台詞については大丈夫です!お気遣いをありがとうございます。/蹴推奨)
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