名波 紬 2021-01-11 02:06:35 |
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ゔ、……あー……ヨウだ。うん、帰ろ。
( 心地好い眠りに就いていたところに額に痛みの衝撃を受けて小さな唸り声。机に突っ伏すようにして寝ていた上半身を起こし額を摩りながら寝惚け眼で見つめて犯人の名を口にして。凝った体を解すように両腕を前に伸びをすると、中身の少ないスクールバッグを持って席から立ち上がり飲み干した珈琲牛乳をゴミ箱に捨てて生徒玄関へ向かい。開放された出入口から吹き込む冷えた風に少し身震いしては「 寒、」と小さく呟いて )
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