真夜中のピエロさん 2020-12-28 18:46:19 |
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「ふーん、なるほど....うん、じゃあさよなら」
(彼女の辿々しい説明に頷き返しながら耳を傾ける。と大方分かった所で相手が行きたいと言った方向へと飛び出し、手振って別れ言葉を。
自分の下からの男性の声を聞くと「おじさんもまだここらで若い方なんだから、頑張れば屋根移動もできるさ」なんて目元に浮かべた後、足を再度黒く染めらせその場から消える。
最初の目的である人探しを遂行する。あ...さっきの子に訊けば良かったな...と後悔する。だが実際こうやって走り回っても早々見つからないという事は難しいという事なんだろう。そう思い、走りながらポケットから小型電話を取り出して誰かに電話を掛ける)
「.....あーもしもし?」『またかっ!?またなのか!?お前昨日もやったよな!?自分で全部やれよ、天才君がよ!』「やっぱ電話番号、警察に送ろうかな...」『あ、悪かったってマジで。...んでなんだよ、何が知りたいんだ?』「ロジカって言う女性の居場所が知りたいかな。スラム街に住んでいて職業は技師、マナンって言う研究者に関係がある人。」『ロジカさん.....技師。....明日まででいいか?』「は?なんでなのさ」『あのなぁ...お前スラム街に何人いると思ってんだ...しかも技師なんて結構居るんだぞ、特定する身にもなれ!』「はぁ...分かったよ。じゃあお金は後で振り込むよ」『50ドルな』「はいはい、40ドルね」『おい若干少ねt』
(電話相手から何か文句を言われそうになった所で電話を切る。と小さくため息を吐く。今日はよく息を吐く日だなぁ、なんて思いながらこの後の行動をどうしようかと考えようとその場で足を止め、煙突に腰を掛けてうーんと悩み始めては)
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