真夜中のピエロさん 2020-12-28 18:46:19 |
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「....うん、またね」
(不満口を動かすセブンスと対照的に何も言わずに、手を振って挨拶し終えた後。セブンスの命令にはいはいと頷いて、彼女が二階に上った後、一人になった瞬間深く面倒そうに溜息を)
「はぁぁぁ...めんどくさいなぁ、あの二人。全然読めないと言うか何というか...とにかく表面だけでも友好ムードを作っとくしかないかな。えーと...確か『ロジカ』だっけ。正直直接『マナン』と喋りたかったんだけど、マイナス君がそうさせなかったのは、そうして欲しくなかったのかな?とりあえずご飯作った後でロジカさんとやらに会って...どうしようかな」
(どうやら面倒だったのはセブンスではなくマイナス達の様だった。彼は基本一人の時は独り言をよく喋る少年で、愚痴や考察が出てくる出てくる。
そうやって独り言を続けながら、セブンスが適当に放った服をきちんと畳むつつ、テーブルの下や椅子を細かく見て盗聴器が無いか、一応確認。
一通り見て大丈夫と思ったら台所へ。)
「辛味たっぷりねぇ...軽く作れる美味しいのでいっか。ああ、だけど今日は機嫌がすごぶる悪かったし、ちょっと勿体無いけどお肉たっぷり入れとこ...」
(セブンスは欲求に忠実だ。それが彼女の魅力の一つだと思う。まぁだから機嫌が悪い時には旨いものでも食べさせとけば機嫌は治るでしょ、という正にオカンみたいな感覚でご飯を作り出来たのが辛味(唐辛子、七味など)たっぷりの肉そばである。
とりあえずセブンスの分はテーブルの置き、『ロジカの所に行ってるから帰ってくる前に起きてたら先に食べて』と適当に手紙を書き置きそのままアジトを出て『ロジカ』さんが居るというスラム街へと向かうとする。詳しい事は分からない為走り回って探すしかない。
その場で靴下ごと靴を脱ぎ、ズボンの裾を折りたたむ様に上げ、痛々しい古傷だらけの脚を晒す。息を深く吸い込み、脚に力を売れると黒く変色していく。その脚で軽々と。アジトの向かい側の屋根に飛び、屋根から屋根へと飛び移るように走り探していく)
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