真夜中のピエロさん 2020-12-28 18:46:19 |
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「……ハ、オマエらの事情なんか知らねェ、歩み寄ってやる気もねェ。
オレは壊したい様に壊して生きたい様に生きる、協力してやるのは利害が一致してる間だけだ、忘れんな。
あくまで自由に動く、オマエらがもしオレの領分を侵そうってンならそン時ァ覚悟しとけ」
【去ろうとする背中に、多分に不満を含んだトーンでそう投げかけた。
セヴンスのスタンスは変わらない、あくまでも己の生き方が中心、自己の欲求の解消と生存に特化した思考回路を有している】
「あァむしゃくしゃする。
おい飯作れ、辛味タップリでな、オレは少し寝て来る」
【ハートへの言葉は半ば命令に近い口調だった。
躊躇いも無くコートとカーゴパンツを脱いで上下共に下着のみの姿になる、脱いだ物は乱雑に椅子の背もたれにかけ廃虚二階に繋がる階段へ。
壁の破損が少ない二階に寝袋を置いて、セヴンスはいつもそこで眠っていた】
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