真夜中のピエロさん 2020-12-28 18:46:19 |
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「しょうがないだろ、ザワついたんだよ。
何も全く手ぶらで帰ってきた訳じゃねぇ、ちょっとした情報収集も……」
【ザワついた、時折抑えようが無く沸き立つ破壊衝動を、セヴンスはいつもそう例えている。
掌に付いた血を壁に塗りつけながらゆっくりと立ち上がり、ハートが指した椅子に体重を預ける。
だらりと両腕を垂らし、大きく息を吐いた】
「ゲホ……狙撃手にやられたんだ、「殺し専門でやってます」ってくらいの相当な手練れだったナ。
殺しにオレを利用しやがッた、気に食わねェから軽く喧嘩して……オイオイ手元狂わねぇだろうなハート……ガ、ゴホッ、……あー血が足りねぇ……」
【テンションが壊れ気味のハートの様子に眉間に皺を作りながら、しかしこうなっては大人しく委ねるしか無いので視線で動きを追いかけるのみ。
……おそらく、治療中にちょっとくらい痛い目に遭わせてやっても抵抗は出来ないだろう】
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