秋那. 2020-12-18 21:37:24 |
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秋那/
…ほんと? その言葉、信じるよ。( 一瞬目見開くと、いつになく真剣な声色で : 君の視線に気が付けば “美味しくないよ” なんて揶揄うように指揺らして見せる
ふ、そんな簡単に放り出しちゃっていいの? ちゃんと手綱握っててくれないと、俺何するか分からないけど。( 君の身体を両手でしっかりと抱き留めれば、追い討ちをかけるように耳元に顔寄せて
逆かな。…俺はもうずっと、咲茉に捕まってる。( 静かに零すと、気付かれないようそっと耳の後ろの髪に口づけ
夕依/
──そ、そりゃこんな顔にもなりますよ…! だって、す、すきって… ( 羞恥とやっと意味を理解した言葉によって徐々に頬色付け、”…ほんとですか?” と遠慮がちに見上げつつ小声で : 貴方の行動に僅かに目見開くと “逃げられなくなったのは凛月さんも同じですからね” と照れ隠しみたいに目伏せて
~こ、これは違います。好きな人に触れたら赤くなっちゃうのは当然のことで、過剰反応っていうのは驚いて嫌がっちゃったりとか逃げ出しちゃったりとか、ほら、恋愛初期にはよくあるじゃないですか… ( 真っ直ぐな視線に居た堪れなくなったのか、早口で捲し立てると墓穴を掘ったことには気付かないまま
むしろそんな要素しかないですけ、どっ… ( 咄嗟にきゅと目瞑れば、髪の心配より先にきゅと締め付けられるように高鳴った胸の音を自覚して
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