傍観者 2020-12-13 22:09:12 |
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>黒翼
………まぁ……そう、かもな。
(相手の頬に触れることなく掴まれた手を横目に、自身の問いに何やらいつもの調子を失ったように思える相手にどうしたのだろうかと視線を戻しては首を少し傾げ。様子を伺うようにじっと見つめたあと、視線を外しゆっくりと口を開いては相手の言い分も確かに一理あると納得したのかしてないのか考えるようにはっきりしない返事を返し。「だが、興味はあるな。人を誘惑し陥れる"アンタら"が、何を思っているのか。……まぁ理解できるとは思えないが。」しかし、確かに相手の言う通り関係の無いことかもしれないが、死神と悪魔。似ているようで全く違う種族だからこそ相手が何を思い何を感じているのか興味があると言葉を続けるとゆっくりと相手へ視線を向け、人目を気にし内緒話をする様に少し体を前に倒し相手との距離を縮め、"悪魔"について知ってみたいものだと声を落とし。その表情はほんの僅かながら口角が上がり、決して綺麗とは言えない悪そうな笑みにも見え。すぐさますっと体を戻し表情も先程のが錯覚とも思えるほど跡形もなくいつも通りに戻っては、知ったからといってそれを理解できるかどうかはまた別の話だと最後に付け加えて。)
>彼方
___彼方。どうした、危ないから走るな。転ぶぞ。
(ドアに手をかけた時気付くのが外から聞こえる己の名前。誰かが呼んでいるらしいそれはどうやら走っているのかすぐに近づいて来る。自身の名をこうも響かせるような人物は恐らくこの学校にただ一人、長い付き合いになる彼だけだろう。ガラガラと音を立て扉を開けては声のする方へと目をやると、やはりそこには長い付き合いになる相手がこちらへと走ってきていて。何をそんなに慌てているのか不思議に思いつつ、相変わらず元気だなと相手の姿を眺めながら感心して。しかしそれどころではない今の状況に普段よりも幾分か声を張り相手の呼び掛けに応えるように自身も相手の名を呼ぶと、何事だと尋ねつつ廊下を全力疾走というもはや危険行為をしている相手にこれから起こりうる最悪を心配しては注意を促し。)
(/改めまして、この度はご参加ありがとうございます!素敵な『天使』くんに出会えたこととても嬉しく思います!まだまだ未熟な主ではありますが、誠心誠意尽くしますので、これからどうぞよろしくお願いします!)
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