脅威 2020-12-06 18:14:54 |
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は?誰がお前の……出来ます!ロボロ君なら出来ますよ!ほらぁ!
居ましたよ最初から…何を言いかけたん?怖いから早急に離れとくな、踏まれたら嫌やし
(抱き締められ暖かいなと能天気な事を考えていると急所に爪を当てられ本能的恐怖を感じ取り、チラッと後ろを見れば肉食獣の様な八重歯が目に入りヒヤッと震え上がる。一瞬で勢いは削がれ観念し保身に走るべく速攻動きを封じドヤ顔で大人しくなりましたよとアピールして。
適当に褒めて欲しかっただけなのに予想外の回答を寄越してくる相手の表情は心底不思議そうでその言葉に嘘が無い事を物語っていた。言葉に詰まる。中々ダメージ量の高い一撃は無意識だろうから魔法攻撃かな、なら防御力の低い自分はもうフラフラかもしれない、早く逃げよう。頑張って思考を巡らせてみてもセリフが何も浮かばず結局は「そっか」だけで黙り込んでしまう。もうこの件に迂闊に触れるのは止めよう、自分の心臓が持たない。乾いた笑い声で誤魔化し心の中でにげるコマンドを連打すれば見逃してくれる事を祈って「じゃあ戻ろうか?」と振り返り部屋を移動するつもりで。)
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