>41様 …………。 (彼は銃口を相手の頭から逸らさぬまま静かに微笑んでその様子を見守っていたが、ふと何かに気付いたように周りを手早く見回すと銃口をゆっくりと下げ、「…人は誰しも、幸福な夢に浸っていたいと思うものだよ。それが牢獄だとも知らずに、ね。」微かな、小さな穴から空気が漏れ出るような声でそう呟くとまた相手に向けた愛銃の引き金に指を掛けて)