主 2020-11-01 18:45:52 |
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//七番隊隊長を保持しておりました者です、審査をお願いいたします。
「はて……私は二番街に向かっていた筈、何故七番街に居るのでしょうか……」
「私は一介の剣客に過ぎませぬ、『斬れなきも斬る焔斬り』など、大仰な呼び名は勿体のうございまする」
《名前》蒲鉢 重音(うらばち かさね)
《性齢》女、二十歳
《身長、体重》169.5cm/54.8㎏
《役職》影祓、七番隊隊長
《容姿》
背中にかかる程の黒髪を後ろで一つに束ね、前髪は片側を長めに伸ばしている。
ともすれば男にも見違えそうな顔立ちは育ちが少なからず影響したもの、つり目気味の瞳は翡翠色の輝きを湛え、動きが乏しい表情筋を補う様に精一杯感情を表す。
一見綺麗に見える身体はしかし、見えないところは厳しい自己研鑽の果てに出来た痣傷だらけ、それ自体を恥ずべきものとは思っていないが見せつけるものでもない為身体の露出は最低限に。
目立つ程でも無いが少なからず女性的な身体にサラシをキツく巻き付け、男物の着物を身につける、耳飾りは母の形見、揺れれば微かに鈴の音。
イメージ画像(Picrew、「生きてる」にて作成):https://picrew.me/share?cd=g0TCYwJkXV)
《得物》
・六重晴菱(むつがさねはれびし)
刃長は70.8㎝、反りは浅く遠目では直刀に近くも見える、刃紋は中直刃。
長すぎず重すぎず、持ち主である重音の気質剣質を表すかのように素直な作りで、目立った特徴は無いものの取り回しの易さが何よりの長所。
50年前に神楽で刀工を営んでいた「晴菱清持(はれびし きよもち)」の作。
《技能》
・焔斬り(ほむらぎり)
重音の異名の元、縦一文字や横一文字などの直線的、単純な太刀筋に限り、傍からは刀身が消えて見える程の無類の「剣速」を実現する。
長年の実直な鍛錬の末、身体に染み付いた刀の重みと動作がそれを生み出している。
焔斬りとは自称ではなく、その剣速から実体無き炎すらも斬り別つことが出来るのではないかと周囲の者にいつの間にか名付けられたもの。
当人は幾らなんでも大仰だと感じているとか。
《詳細》
影祓にて七番隊の隊長を務める女剣客、『斬れなきも斬る焔斬り』或いは単純に『焔斬り』と称される。
これまでの半生以上を武家の後継ぎとして育てられた為に振舞いや顔立ちは男性的な面が強い。
二年前に父親が養子として他の男子を招き入れた為、重音は後継ぎとしての義務から解放され、以来己の意志で影祓としての活動を主とする様になった。
表情に乏しく口数も多い方では無い、対する者に冷淡な印象を与えがちだがその実、馬鹿がつくほどの人情家であり努力家。
人として至極真っ当な正義感と育ち故の責任感を併せ持つ。
どうすればそうなるのかと不思議な程の方向音痴、連れ添う者がいなければ地図があっても目的地に辿り着けるかどうか怪しい。
また色々な要因が重なり色恋沙汰には完全なド素人なので、露骨に女扱いを受けたりすると結構な勢いで動揺するという弱点がある。
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