時は江戸……古都『神楽』。盗み、殺し、その他諸々の犯罪を取り締まる役人と岡っ引き、そして裁きを伝える奉行所。神楽の治安はそれらの組織と人材によって解決されていた。だが、奉行所の役人ですら手を拱いている事件をいとも簡単に解決する盲目の男と花魁風情の女が居た。頭脳もそうだが剣の腕も確かで、どうしても解決出来ない事件があった時に依頼書を通じて動く。この盲目の男と花魁風情の女の二人を世間では『当て屋鴉』と呼んでいた。そして今日もこの当て屋に依頼が舞い込む。また『影』と呼ばれる異形の妖とそれを討伐する者達。舞台はまだ江戸の面影が残る古都『神楽』。影に怯える民衆を救うべく立ち上がった剣豪達『祓影』。多種多様な剣を扱う彼らが影を倒す理由。そして影にも人を襲う理屈がある。この表と裏の戦の果てに待つのは、後の世に語られる伝説の物語を語り終えるまで、瞬きなきようお願い奉り候
純和風の物語です。興味のある方は寄ってらっしゃい見てらっしゃい。物語に参加するも良し。見聞として見聞きするも良し。ただし、荒らしは無視しやすし。書き込みも禁止でさぁ。さあさあ、お立ち会い
完成までは静かに願いやす