異次元交流　（〆）　

（／いえ、拙いだなんてとんでもない…！寧ろ此方の技術不足が申し訳ないです‥。それでは、背後の方はこれにて失礼致しますね。 ）


…普通の部屋、みてェだな。
（ 軽く室内を調べてみて分かったのは 、 内側から問題無く開いた窓を使い脱出しようと思えば簡単であるという事。加えて外を覗くと通行人の姿も見え 、 この他者から捕捉されやすい環境では敵連合の誘拐と言う可能性も低いだろうと推測し幾らか安堵を。しかし 、 結局の所不可解な状況には変わりなく頭を悩ませていたその時 、 不意に此方へと近付く足音が耳に届き慌てて視線を向ければ見知らぬ女性の姿が見えた――ものの即座に扉を閉められてしまい。呆然と立ち尽くすも直ぐにはっとして「 っ…待ってくれ！ 」と咄嗟に叫び 、 焦燥感から勢い良く扉を開けば真剣な表情で相手を見据え ）