…平兼盛の歌ですか? (片付けが終わり、早く彼の元に行こうと襖を開け、悪戯心が出てきて驚かそうと気配を消して彼に近付けば百人一首の歌が聞こえ確かこの歌は平兼盛が詠んだものだろうと、上記を述べ。「冨岡さん、百人一首お好きなんですか?」と先程の歌はもしかしたらと自惚れそうになる気持ちを抑え、百人一首が好きなのかと相手に尋ねて)