I’m under your spell.　　〆　

長くて読み辛いものを失礼しました、最後まで目を通していただけたとのこと、ありがとうございます。
緊張しているのは私が圧をかけてしまったからでしょうか、楽しい話題ではなくてすみません。

さて、そろそろ今後について決めなくては。まずは私達の関係を『お友達』に戻しましょう。それに伴い私はこの部屋から元の世界へ帰ります。要するにこの関係をリセットして、同居生活を終わらせるのです。こうすればあなたが私に振り回されず、また返事が来ない事に対して辛い思いをしなくて済むでしょう？私に申し訳ないと思う必要もなくなりますから、今大切にするべき人々を最優先して下さいね。他に掛け持ちをするのか新しい恋を探すかはあなたに任せます。私も他所にお邪魔するかもしれません。

ふらりと立ち寄る時は、元の無登録の部屋を訪ねます。無登録ですから『無言失踪』にはならないでしょう、これなら無言失踪を気にするあなたにとって心配の種が減るわけです。逆に言えば私と必ずしも特定の相手同士となるわけではありませんから、他の方との時間をたっぷりと持てるようになるはずです。寂しい思いをしたあなたならば、寂しい思いをしている人の気持ちがよく分かるのでは？

今の関係をリセットすることは私の中で揺るぎない決定事項です、ですから申し訳ありませんがどうか引き留めないで下さい。私からあなたを解放して、あなたから私を解放するためにはけじめをつけなくてはならないでしょうから。あなたにとって私はどう考えてみたとしても理想の相手ではない。残念ながらこれが私の思いそのままであって、遠慮も配慮も一切ありません。

これ以上長引かせても嫌な思いしか残らないでしょうから私はこれにて失礼します。あなたと過ごした思い出は大切に持っていきます。ではまた会えた際にはよろしくお願いします。