I’m under your spell.　　〆　

先ずはあなたが丁寧に返してくれたことに対してお礼を述べます。あなたの言葉で、そして多くの言葉で綴ってくれてありがとうございます。また、楽しくない話題でありながらこうして返してくれることそのものに感謝しています。
拝読しました、さて…版権キャラの口調を借りてこのような話を展開させるとは私の背後も決して良い行いはしていませんね。あなたを見ていると自分自身を見ているようで辛くなります、しかし凜々香さんの背後様とその周囲の人々が不幸にならないようにとの想いからどうしても述べさせて欲しいことがあります。不快にさせてしまうことと、長くなりますことをどうぞご容赦下さい。

まず一つめ。相手は独立した意思を持ち、それぞれ違う価値観で生きている生身の人間です。何のメリットも無くあなたの思い通りに動いてくれるような都合の良い人はいないことを知って下さい。
二つめ。人は写鏡です、あなたがその人にしてきた行い、言葉、それらの積み重ねがあなた自身に返ってきていることをどうぞご理解下さいね。私はこれだけ頑張っているのに！私だけが不幸！…そう思う時は誰しもあります。ですがこれはまさに「狭いものの見方しかしていない」からこそ起きているのですよ。周りがあなたを不幸にしているのではありません、あなたが自分の思いに囚われるあまりに不幸だと勘違いしているのです。これを切り離さない限り、あなたは誰と何をしても永遠に不幸のままですよ。
三つめ。他の人との間に芽生えた愛に私を関連付けないでとお願いしましたが、私との関係に他の人とのいざこざを結び付けるのも間違いです。言われてもどうすることもできませんよ、違いますか？あなたが他の誰かに「誰に何をされたから私はこうだ」と言われたとして、この文字だけの世界で何が出来るか想像してみて下さい。
四つめ。謝罪を述べて終わり、これも正しくはありません。謝罪することが目的ではありませんよ、此処は勘違いしやすいポイントです。気付きを得てあなたが自分を変えて、そして周りの人があなたから与えられたように与え返す。優しさのループでお互い安心して楽しくやり取りしたいではありませんか？私はそれを望みますよ。
五つめ。悪い言い方をすると所詮顔を合わせない画面越しの相手です。声も分からない人が何を考えているかなんて、特に何らかのメッセージがない限り、正確に把握できませんよね。此処がまた難しいのですが…二つめに挙げたことを念頭に置きながらもう一つプラスするとすれば、相手の行いも肯定する。私の師匠にこう教わりました、自分も大丈夫、相手も大丈夫だと受け入れられる人が一番楽しく生きていけると。好きな人に変化があった時、それがあなたから見て悪い変化だとしても、コントロール出来ない相手に縋ってもどうもしようがありません。人というものは何かしら不満を抱いた場合大多数は無言で去りますよ、メッセージを残してくれる方が稀なんです。その貴重なメッセージから何も学ばなければメッセージも意味をなしません。ただの文字列にしかなりません。あなたへのメッセージ、本当に大切にしていますか？

以上、私自身が師匠から教わったものをあなたへ共有させていただきました。知り合いでも保護者でもない私の背後から何をと思うでしょう、できればあなたが過去のトラウマから抜け出せますようにとの願いを込めてお話しました。中には間違っているもの、価値観と合わせないものがあるでしょうから、私からのメッセージをどう扱っていくかはあなたに委ねます。ああ、こんな長ったらしいものに返信しなくて大丈夫と言っておかなくてはなりませんね。