……。 (相手に背負われゆさゆさと歩く振動に身を任せていれば、何だか懐かしい感覚を覚え、気づけばベッドへ座っていたためハッと意識をはっきりさせつつ相手の問いにどう返事を返そうかと思ったが、部屋まで運んでくれた上に、自身の介抱までさせるのは何か違うだろうと思い「今は…大丈夫です。」と伝え、ぼんやりと部屋を見つめこれからどうしようかと空回りしかしない思考回路に眉尻を下げ)