語り部 2020-09-12 10:14:44 ID:1662111e6 |
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>苑さん
(こちらこそ宜しくお願いします)
「ああ…苑はん。どうも。」
(女性の声には取って付けたようなお辞儀と手本のように美しいだけの微笑を口許に讃え、洒落た柄の煙管から灰を落とすと口から煙草の白煙を吐いた。「柄とか色とかの指定はあんの?無いんやったら…綺麗な赤の反物が入ったんよ。それでもええか?」白骨の右手を顎に当て、少し考え込むような動作をした後「何なら直接、うち来るか?自分の目で見た方が決めやすいんとちゃう?」草履が地面と擦れるざりざりという音を立てながら踵を返し、女性を手招きした。)
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