異形頭さん 2020-09-12 07:49:16 |
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(とりあえず開始ロルを置いておきます。)
「おはよ、ステラ~!今日も髪の毛ふわっふわだな~!」
(豪奢で静まり返った洋館、その静寂を切り裂くかのように明るい青年の声が響き渡る。彼はステラと呼ぶ少女の髪をわしわしと撫で、少女は可愛らしく微笑みながらもどこかうるさそうに首を回す。「おはようございます、フィリップ様。」礼儀正しい声が彼の背後から静かに聞こえたかと思えば彼は忙しなく振り向き、「おはよ~、ツヴァイさん!」少女の髪を撫でる手を止めると笑顔のまま右手をぶんぶんと大きく振る。…と。「……騒々、シイナ…朝、カラ。」低く、地を震わすような冷気を纏った声が厨房の方から微かに響いたかと思うと彼は身体をびくんと大きく震わせ、「…ご、ごめん…シャドルさん。」先程までの騒ぎっぷりが嘘のように怯え、子犬のようになった。)
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