名無しさん 2020-08-31 14:45:18 |
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うん、…じゃあはい、
(殴って蹴って、彼が彼じゃなくなるように使ってくれ。そう必死に訴える彼、その内容が彼にとって己の存在意義なのだろう。自分だって、あまり褒められた生き方はしていない。しかし、彼にはもう辛く苦しい、痛い思いはさせたくない。おもむろに彼の額に手をかざせば、ぴしりとでこぴんをして。これなら痛いと言っても知れている。噛みつかれても、暴れられてもいい。彼にされるのなら、どんなことも許せる。彼の隣に座り直せば、ぎゅう、と抱き締めて)
辛かったね、ヴァル…
(同情でもなんでもなく、ただそう呟き、)
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