匿名さん 2020-08-29 21:09:48 |
通報 |
っしゃ、成功ーっ……うわ、悪かったって!
( 自分の仕掛けた悪戯に引っ掛かる彼の反応を見て満足していれば、案の定仕返しが。自分よりも強く押さえつけられてしまうと謝ることしかできず。すっかり冷えた頬を手で包み、何とか温めようと。彼からの謎の視線を受けてもその意図が理解できることはなく、こいつは何を考えているんだろうと頭の中には疑問符が幾つも浮かぶのみで答えは出ず。「えー、なら良いんだけどなー。俺女の子と付き合ったことねーから不安だわ」口から溢れるのは悲しい真実。本当なら交際経験があると自慢したいところであるが、生憎幼馴染みのことだけをずっと見ていたせいで皆無。これから先あの幼馴染み以上の子は現れるのだろうか、なんて馬鹿げたことを考えてみる。と、静かに寝息を立てていたはずの彼が魘されていることに気付いて。溢れた涙から、何となく夢の内容を察した。きっと、いや絶対辛いに違いない。そっと肩を揺すって声を掛け )
祐っ、起きろ……!
(/コロナの影響もあって今年は中々に大変ですよね……!無理せず我慢せずでゆるりと続けていけたら嬉しいです!)
トピック検索 |