なっ……、てめぇ! (いつもの彼の態度とは真逆。本当は彼の皮を被った、全くの別人なんじゃないかと疑ってしまう。しかし、これで完全に悪霊が取り憑かれているという確信を得た。近くに立て掛けてあった竹箒を手に取ると、逃げようとする彼の背後へ飛び掛かり、絶対に逃がしはしないと彼の脳天へ向かって箒を振り下ろして)