……お前、帰ってなかったのかよ (夕方特有の匂いを感じとると一緒に目が覚める。丸まっていた身体を伸ばし、起こすと同時に横をちらり。流石に彼はもう帰ったかと室内へと移動すると、中に見覚えのある人影が。まだ完全に眠りから覚めたわけではないのか、まだ眠そうに欠伸しながらも近付いていくと、彼に向かって呟いて)