嘘ついてんじゃねぇ! (曖昧な言い方。それが原因で、とうとう自分の中の堪忍袋の緒が切れた気がした。此方へやって来た彼を両手で受け止めると、元彼を睨み付けて一言。辺りに響き渡るほどの大声で宣言し) コイツは……久城圭は、今俺と付き合ってんだよ! テメェなんかには絶対渡さねぇ!