奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>デネブさん、雄也さん、純一さん、(生死の狭間)
(夏苗の後を追い掛けて大木前まで走るひかり。しばらく走っていると、目の前の人影も近付くに連れて徐々にその存在が明らかになっていく。どうやら、大木前にいたほとんどの人達は雄也さんと純一さんが会いたい人であったらしい。……しかし、その後ろには彼らよりもずっと幼い少女の姿が。見覚えのある青いボブヘアに薄紫色の瞳。__間違いない。あの子は……)
ひかり「__あおちゃん!!」
???「!?___ひ、かり?」
(気が付けば、先に走っていた夏苗を追い越し、雄也さん達の横を通り過ぎ……勢いよく『あおちゃん』に抱きついていた。あおちゃんは驚いてしばらく固まっていたが、自分の胸で泣きじゃくるひかりを見ればそっと彼女の頭に手を当て。子供をあやすように「よしよし」と頭を撫でて)
ひかり「会い……っ…たかった……会い、たかったよぉ…!」
あおちゃん「………馬鹿だよ、私に会いにこんなところまで来ちゃうなんて。……でも、私も会いたかったよ。ひかり」
>虎さん、桜さん、アリーヤさん、ALL(緑河神社 拝殿付近)
紗奈「あっ、先程の……えっ?い、いいんですか…?えっと……ありがとう、ございます…」
(2人の少年と別れてからおよそ一時間後。その間に鳥居付近に着物姿の少女達が参拝に訪れたり、大企業の社長が現れちょっとした騒ぎになったり……と、賑やかさを増していく中、拝殿で変わらず参拝客の案内を続ける紗奈。すると、そこに先程の2人が現れたと思えば、元気な少年(虎さん)から緑河神社のお守りが入った袋を手渡され。紗奈は突然のことに戸惑いつつも、彼の気持ちが嬉しかったのか思わず口元が緩み)
星奈「あぁ、あの方は…緑河紗奈先輩。同じ学校に通う、私の先輩です。ちなみに…ここ、緑河神社は紗奈先輩の祖母が管理しているそうですよ」
(と、遠くから一連のやりとりを見ていた星奈は桜さんから紗奈について聞かれると、自分の知り合い…先輩であることを明かし。その後、元気な少年が桜さんに話しかけると、星奈はまさか2人が知り合いだったとはと驚いた様子で。と、ここでひかりも彼女達のやり取りと巫女服姿の紗奈に気が付いたようで「やっほ~!」と手を振り。一方、紗奈は少年が駆け出した方向にまさか自分の友人と後輩がいるとは思わず、驚きながら2人の名前を呼び)
ひかり「あれ、お知り合いですか……あっ、紗奈ちゃんだ!明けましておめでとう!」
星奈「明けましておめでとうございます。紗奈先輩」
紗奈「あっ、えっ?ひ、ひかりさん!?星奈ちゃんも…!?ど、どうしてここに……?」
(/お正月ロルのメンバーは以降『如月組』と略させていただきます。ご了承ください)
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