奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>アルタイルさん 月さん
凛夏「ありがとうございます…大切にしま……。…バレてたんだ…へぇ、分かってて置くなんて、アルタイルのリーダーさんは相当お優しいんですね…?……ごめんなさい…」
(アルタイルさんから必要なもの一式を受け取ってはお礼を述べようとするも、耳に飛び込んできた言葉に思わず目を丸くした。自身が悪だとバレていた驚きとショックで、フリーズしたように一瞬固まってしまった。分かってて平然と置いてくれるなんて心が痛い、それならいっそ…いっそ嫌われた方が楽かもしれない、嫌味っぽい言い回しで「優しい人」なんて言葉を浴びせるも、ガラにもない事をしたからなのか、良心が痛んだからなのか。しゅんとしながら、俯き気味にアルタイルさんに謝った)
「アルタイルさんの家族は勿論、他の正義の皆さんにも悪の皆さんにも手を出すつもりはありません。私は人を傷つけたくなんかないから…けど。私の中に居るもう1人の「悪の私」がそれを許さない。今は抑え込んでいるけれど、いずれまた人を傷つけてしまうかもしれない…それが怖いから正義の味方になんて私はなれない、なれる訳がない」
(キッと此方を見据えながら、語気を強めるアルタイルさんに顔を向け、自分は全く周りを傷つけるつもりなんて無いから、安心して欲しいと悲しげに笑む。が、自身でもどう言葉にして良いか分からない"衝動"が、もう1つの人格が人を傷つけてしまう恐れがある為、正義側に自分は相応しくないと。…それでも)
「私はアルタイルに入れるような優しい人間なんかじゃない、それは自分でも分かってます。戦闘中に意識を失ったら、きっとまた…人を傷つけちゃう…とっても悪い子。…けど、このままじゃ駄目な事も分かってます、私は変わりたい…変わらなきゃ駄目なんです。悪の自分に打ち勝てるくらいの…人を傷つけるんじゃなく、守る事が出来る正義の味方に……なりたいんです。私、変わりますからっ!だから、アルタイルに入れてくださいっ!」
「…あ、あははっ!ごめんなさい、悪が正義に憧れるなんて駄目、ですよね…」
(それでも、この人の下でならきっとなりたい自分に変われる。そんな確信めいたものが自分を自然と突き動かし、本音を告げる原動力となった。今まで誰にも話さなかった本当の想い…正義の味方になって人々を守りたいという憧憬混じりの本心をアルタイルさんに明かした後、弱い自分(人格)に打ち勝つ事を約束しながら、こんな自分でも許されるのであればアルタイルに入りたいと告げて)
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