刀剣乱舞でなりきりチャット（１対１）

太鼓鐘）ご主人に褒められて小虎も嬉しそうだぞ、五虎退。
太鼓鐘は、小虎を撫でながら言った。

鶴丸）いいのか？
鶴丸は机に近づいたが、美月は鶴丸の袖に違和感を感じた。
美月）その前に、袖の中の物を全部出してもらおうか？
鶴丸）あっ！まっ・・・
美月が鶴丸の袖を引っ張ると、袖から、カラシやわさびのチューブや七味や山椒の瓶が大量に入っていた。
美月）違和感はこれか。
美月の顔は真っ青だった。

五虎退:虎くん(頭撫でて)
小虎:ゴロゴロ

石切丸:鶴丸さん…

太鼓鐘）嬉しそうだな。
太鼓鐘も頭を撫でた。

鶴丸）お、俺はただ食事に驚きをもたらそうと・・・
美月）驚きを通り越して阿鼻叫喚の食卓が想像できるぞ。

小虎：にゃ～

石切丸：鶴丸さんは油で揚げる方を頼むよ

美月）燭台切、監視しといてくれる。
燭台切）任せて。
美月）頼んだよ。包む人を増やそう。探してくるよ。
美月は、手を拭くと厨を後にした。

石切丸:なら、麗奈さんたちを呼んできてくれ

美月）あいわかった。
美月は、キョロキョロと麗奈を探していた。そして、麗奈のいる部屋につくと
美月）おや、太鼓鐘に五虎退、大倶利伽羅に今剣もいたのか。
美月は、大人数いることに、少し驚いていたが、笑っていた。
美月）今、夕餉の準備をしていてな。良ければ、皆手伝ってもらえぬか？

今剣:はーい！
麗奈:わかった

太鼓鐘）おう、分かった。
太鼓鐘も立ち上がった。
美月）手を洗ってね。

今剣:はーい(手を洗い)
麗奈:今日は餃子？

燭台切）そうだよ。たくさん作るから、人手が足りなくなっちゃって。
美月）私と石切丸だけでは、流石に大変でな。鶴が悪戯しなければ、人手はまだ大丈夫だったかもしれないけど、火の番も監視しないと、餃子焼く前に、わさびとか辛子とか水の代わりに入れそうでね。

大倶利伽羅:…(じー、と鶴丸を睨んで)

鶴丸）(何か視線が・・・)
鶴丸は視線を感じ、後ろを見た。大倶利伽羅が睨んでいたのだ。
鶴丸）うおっ！
燭台切）伽羅ちゃん、どうしたの？

大倶利伽羅:あんたが変なことしないか見てる(じー)

鶴丸）そんなに見られたら、逆にやりづれぇよ。こっちは火使ってるんだから。
鶴丸は、

麗奈：大倶利伽羅、こっち手伝ってくれる？
大倶利伽羅：ああ（あっさりと麗奈たちと餃子を巻いて）

鶴丸）（ふぅ～、これで落ち着いて出来るぜ。暫く食べ物関連の驚きは控えるか）
鶴丸はそう思った。このやり取り、既に数百回繰り返しているが、本人は懲りない。懲りる気配すら。種を包んだ餃子はラップを敷いたバット(主に漬け置きなどに使用する調理器具)に次々に乗せてそろそろ満杯になって来た。美月は、バットを見て
美月）一旦焼いてもらおう。じゃないと大皿に乗り切らない。
美月はそう言い、バットを鶴丸に渡した。
美月）はい、鶴丸。
鶴丸）おう。

堀川：あれ、兼さん？　手伝ってるなんて珍しい
和泉守：暇になってたところでな

鶴丸はバットを受け取り、餃子を焼き始めた。
鶴丸）ふぅー、一気に焼くのは、力いるなぁ。
燭台切）そうだねぇ、僕も最初は四苦八苦したよ。

和泉守：こっち巻き終わったぞ
堀川：わあ、どれも美味しそうだね
石切丸：どれが当たるか楽しみにしてて