「……いいよ。その代わり…君の命をくれる?」 (カガリビサンは右手を伸ばしてすうっと近づいてくる…と。背後から百足の足のようなものが伸び、ソレの身体を貫く。間髪入れずカガリビサンの身体が青白い炎に包み込まれ、蝶へと変化した。背後から顔を覗かせた皆月篝はその蝶を掴むと、口の中へと放り込んで咀嚼した。)