神ノ木 集 2020-08-10 21:17:15 |
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…全く…分かったよ。
(皆月篝は相変わらず悲しそうに微笑んでいるものの、ようやく貴方の方を向いた。)
(「いたい、いたいよぉ…やめて!」童女は花子がゆっくりと近寄ってくるのを見ると血相を変え、じたばたと鎖から逃れようともがく。花子はそんな彼女を死にかけの虫でも見るような軽蔑の瞳で見たかと思うと、消滅させようと手を伸ばす…が。突如花子の身体が吹っ飛んだ。童女と花子の間にグロテスクな容貌の大男が割って入り、花子の脳天に斧を振りかざす。「げ…こんなの聞いてないよ!?何で「コイツ」がいるのさ!」花子は驚愕の声を上げるも束の間、振り下ろされる斧を間一髪で避ける。)
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