「ふふ、綺麗でしょ?ここ、お兄ちゃんのお気に入りの場所なんだ。…それじゃ、皆月先生の所行こうね。」 (花子はしばらく空中に留まった後、優しい声を掛けて地上へと降り立ち、皆月篝の住むマンションのインターホンを押し) …ふぁ…はーい…皆月です。 「はーい、こちら花子でーす。」 (花子の声を聞くなり皆月篝は欠伸混じりの返事をしながら扉を開ける…が、花子が背負っている少年に目を丸くして驚き)