「はい。………あの、お任せする事は可能ですか。」 (カウンターに立つ男性を見ながらまずは短く返事をして。自身と同い年くらいだろうか、予想よりも若く端正な顔立ちの彫師に提示されたデザインを暫し見つめるも興味を惹く物が無く淡々と問い掛けてみて)