「…ま、お客さんにも事情があるでしょうから…深くは聞きませんけど。…始めますよ。」 (彼は毘沙門天を囲むように菊の花が咲き誇る図案を手に取ったかと思うと、貴方の背中にその図案を手早く転写し、鋭い針を手に持つと絵の線をなぞっていき)