な?! (てっきりもう彼は居ないと思っていたため、完全に油断していた。視界に入ってきた彼を見て、素っ頓狂な声をあげ。此方から何か言う前に、彼は手際よくタオルの準備を済ませ、そそくさと立ち去ってしまった。不慮の事故としてもこれは恥ずかしすぎる……。彼の発言から身体はしっかり見られていたようで、妙な悔しさを覚えながらパジャマに着替えると、髪は濡れたまま、頬を膨らませながら自分の部屋へ向かい)