頂きます、 (引かれた椅子に座り、フォークを手に取るとムースを一口分切り取って口に運び。口の中一杯に広がる酸味に始めは驚いたものの、それから直ぐにやってくる柔らかい甘味。勉強の疲れが吹き飛ぶほど美味しいそれに心を奪われ、意識しなくともいつの間にか二口目にフォークが伸びていて)